10.11.28
黒い車
煙草の銘柄
シルバーのピアス

歩き慣れた道
思い出す横顔
聞こえない低い声



夏の終わり
伸びた二つの影が優しい明日を約束して
踏み出す一歩一歩がもったいない程大事だった
少し横にずれれば触れる手を
握る勇気もなくポケットに手を入れて歩いた



どこに行ったとか
夕日が綺麗だったとか
髪を切りすぎたとか

君に伝えたいことで溢れていた毎日






冬の訪れはさよならを意味した
わかっていたけど胸が張り裂けそうだった
黙り込んで君を困らせたりして
なんて大人げなかったんだろう



でもねそれでも
大丈夫だよって
また会えるよって
とても優しく
とても下手くそな嘘をつく君が



君が




あたしはまだ好きだったよ。




...Old Love letter

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