++神様のいた空++


流されていく感覚
憂鬱な色は人々のようだ
君は街の今を知らない

いつかの空では赤と青が舞って
やがて灰色の掌が力なく浮かんで
何も残りはしないって囁いた

雲の上に誰かがいるって
君はそれだけを伝えた
大きな影を作る日は
存在を強く感じて
僕も不安になるよ

目を開いてみてよ
苦しいほどの氾濫が襲うはずさ
それもいつか当たり前になるから
思惑だとしても

色のないこの掌を
誰かが掲げた手を
届かないとしても
今一度伸ばしてみる

決めつけた色を垂れ流す誰かに
ささやかに逆らうように





No,720   2009.5.22


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